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お仏壇Q&A

お仏壇に関するQ&A

Q:結婚したのを機に小さな仏壇をもとめたいのですが、何もない時に仏壇を買うと新仏がでると聞いたことがあるのですがどうですか?

まったくの迷信です。ご先祖さま仏様に手を合わせる気持ちはすばらしいものです。やがて授かるでしょうお子さまがご両親のお姿を見て育ち、優しい心豊かな子供さまに成長されるでしょう。上置き仏壇をもとめられる若いご夫婦が増えています。やはり心の豊かさが求められているのでしょうか?インテリア仏壇にするとマンションなどにも合っておまつりしやすいかもしれませんね。大切なのはその気持ちです。

Q:仏壇を購入しましたが、三十五日または四十九日法要前でも中陰壇を処分してもよいですか?

満中陰の法要が終わるまでは中陰壇でおまつりしてください。なくなった人は 七日(一週間)ごとを一つの節として死後の世界の往き場所が決められるといういわれから 次の世に到達するためにこれを七回繰り返さなければならず、遺族は早く成仏できるように七日七日の法要をつとめます。真宗は亡くなられたら即成仏できるという教えです。その七日七日の法要はお寺さまに教えを受けられるよい機会です。仏壇は開眼供養(入仏法要)をされてからお供えものをものをします。

Q:仏壇を買い替えるとき古い仏壇はどうしたらよいですか?

お寺さまに魂抜きをしてもらいます。その後で仏壇店で処分してもらいます。

Q:昔からの位牌の数が増えていっぱいです。

五十回忌や三十三回忌法要を終えられた位牌は先祖代々の位牌にまとめることができます。古い位牌はお寺さまで供養していただきましょう。その他 繰り出し位牌といって戒名や法名を書く札が何枚も入っている位牌があり、まとめることもできます。

Q:位牌はいつまでにつくったらよいですか?

満中陰の法要までに用意します。塗 唐木 インテリア用といろいろあります。仏壇にあった大きさ 種類にしましょう。満中陰の法要が終わったら白木の位牌はお寺さまに供養していただきましょう。真宗は一般的には位牌でなく法名軸または過去帳に法名を書きます。お寺さまに書いていただく事が多いようです。法名軸をつくるときは、お寺さまから頂いた法名が書かれたものを表装します。仏壇店でもしてくれます。

Q:朝はパン食でご飯は夕食の時に炊くのですがお供えは?

ご飯を炊いたときにお供えすればよいのです。ただ、湯気がなくなる頃には頂きましょう。

 

朝のおつとめ
■おそうじをする
■お供え物をする(ご飯を炊いていたときはご飯 など)
■お水またはお茶をそなえる
■お花を供える
■ろうそくに火をともす
■線香を供える
■合掌
■火を消す

安全のため火がともっている間は仏壇の前から離れないようにしましょう。

仏壇のお手入れ

仏壇には、花や鏡餅をお供えし、お手入れをしましょう。

お掃除の仕方

金仏壇の漆塗りの部分は、薬品のついていない柔らかい布やガーゼなどで空ぶきをするように磨きます。金箔の部分は、毛バタキでほこりを払う程度にします。
唐木仏壇も、薬品のついていない柔らかい布やガーゼなどで空ぶきをします。
つや出しクリームで磨くとより綺麗になるでしょう。
真鍮で出来ている仏具は、仏具専用の磨き剤でよごれをとるようにしましょう。

商品一例

仏壇クリーム(唐木仏壇・金仏壇の漆塗りの部分)
アルボン(金属みがき剤)
テガール(金属除錆みがき液・・・植物性洗浄液)

一口メモ

すす払い

12月13日は「正月事初め」といい、正月の準備を始める日です。
すす払いは1年の間のほこりやよごれを落とすだけではなく、厄やけがれを祓う意味も込められており、新しい歳神様を迎えるために神棚や仏壇を清める宗教的な行事です。今では、年末の大掃除が代わるものといえるでしょう。

 

除夜の鐘

人間の煩悩を追い払うものといわれています。人間には、過去・現在・未来の三界にわたる百八の煩悩があり、鐘をつくことでそれを追い払いすがすがしい気分で新年を迎えるという意味が込められています。
百七回までは年内に、百八回目は新年につくものとされており、すべての数をつき終えた時が新年の始まりとなります。

お彼岸

春分の日、秋分の日を中心に7日間を「お彼岸」といいます。

      • 1日目 彼岸の入り
      • 2日目
      • 3日目
      • 4日目 春分の日、秋分の日、彼岸の中日
      • 5日目
      • 6日目
      • 7日目 彼岸の明け

一口メモ

餅をあんでくるんだもので、春はぼた餅・秋はおはぎと呼びます。春は大きめ秋は小ぶりに作るのが一般的です。
小豆のあん代わりにきな粉・黒ごま等の変わりぼた餅もあります。

お月見

お月見は中国から伝わった行事です。初秋・中秋・晩秋の満月を楽しむ風習で、特に中秋に名月は美しいとされています。秋の七草を飾り、三宝に団子や里芋等を盛り供えます。この事から「芋名月」の別名があり、また9月13日の月を「十三夜」もしくは、「豆名月」「栗名月」ともいいます。

春の七草・秋の七草

春の七草とは、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな(かぶ)・すずしろ(大根)食べて楽しみ、秋の七草とは、尾花(すすき)・ふじばかま・くず・なでしこ・おみなえし・ききょう・萩・秋の七草は見て楽しみます。

2011年春・秋のお彼岸日程

■ 彼岸の入り
3月18日(金)(春)  9月20日(火)(秋)
■ お中日
3月21日(月)(春)  9月23日(金)(秋)
■ 彼岸明け
3月24日(木)(春)  9月26日(月)(秋)

お盆(盂蘭盆会 うらぼんえ)

お彼岸と並ぶ先祖崇拝の代表的な行事です。
お盆といわれる時期は地方によって異なりますが、7月13日から7月16日に行う所と1ヶ月遅い8月13日から8月16日行う所があります。
先祖の霊が帰って来るといわれ、各家庭で霊を迎える準備をします。
精霊棚(しょうりょうだな)を設けそこに先祖の位牌をまつり、盛飯・野菜・果物等をお供えし、亡者の乗物用として、ナス・キュウリの馬や牛をつくって飾るのが昔からの風習です。
住宅事情もあり精霊棚(しょうりょうだな)を設けられない場合は、仏壇の側に小さな壇を設けて位牌・霊供膳・供物を飾るといった形でもいいでしょう。それも無理な場合は、仏壇に霊供膳をお供えするだけでもかまいません。
地域や習慣、宗派により多少相違がありますので自分なりに出来るだけ心のこもったお盆の供養をしていただくことが大切です。
お盆の初日には迎え火をたき霊を迎え、16日に送り火をたいて先祖の霊を送ります。

 

【新盆(にいぼん)】

死亡後、初めて迎えるお盆のことをいいます。なお、四十九日前にお盆を迎える場合は、新盆を翌年に行うこともあります。

一口メモ

なぜ提灯を飾るの?

ご先祖を供養したり、感謝するために考え出されたものの1つが提灯です。昔は、仏様やご先祖様の霊が帰ってくる目印や戻っていく道を照らすために迎火・送火として、松明(たいまつ)やかがり日を焚いていました。今は、提灯を飾るようになり一般的に普及しています。

お正月前の仏壇お手入れ

仏壇は年末のうちに綺麗に掃除をすませ、花や鏡餅をお供えします。

お掃除の仕方

金仏壇の漆塗りの部分は、薬品のついていない柔らかい布やガーゼなどで空ぶきをするように磨きます。金箔の部分は、毛バタキでほこりを払う程度にします。
唐木仏壇も、薬品のついていない柔らかい布やガーゼなどで空ぶきをします。
つや出しクリームで磨くとより綺麗になるでしょう。
真鍮で出来ている仏具は、仏具専用の磨き剤でよごれをとるようにしましょう。

商品一例

仏壇クリーム(唐木仏壇・金仏壇の漆塗りの部分)
アルボン(金属みがき剤)
テガール(金属除錆みがき液・・・植物性洗浄液)

一口メモ

すす払い

12月13日は「正月事初め」といい、正月の準備を始める日です。
すす払いは1年の間のほこりやよごれを落とすだけではなく、厄やけがれを祓う意味も込められており、新しい歳神様を迎えるために神棚や仏壇を清める宗教的な行事です。今では、年末の大掃除が代わるものといえるでしょう。

 

冬至(とうじ)

二十四節気のひとつで、12月22日頃をさします。
冬至を境に日照・時間が長くなり、そのことから「一陽来復(いちようらいふく)・・・(冬が去り春が来る)」とも呼ばれます。
ゆず湯に入りかぼちゃを食べたりすると風邪をひかず、一年中元気に過ごせるといわれます。地域によっては、「ん」のつく「みかん・れんこん」などを食べると幸せが訪れるとかいう所もあります。

 

除夜の鐘

人間の煩悩を追い払うものといわれています。人間には、過去・現在・未来の三界にわたる百八の煩悩があり、鐘をつくことでそれを追い払いすがすがしい気分で新年を迎えるという意味が込められています。
百七回までは年内に、百八回目は新年につくものとされており、すべての数をつき終えた時が新年の始まりとなります。

お正月の過ごし方

元旦から三日までは、早起きをして若水を仏前にお供えし、家族そろって繁栄と安全を祈願すると共に、自らの行いも正しかれと心に誓う新年の行事です。
仏壇に新年のお参りをすませたら、お寺に新年の挨拶をしお墓にもお参りします。

一口メモ

おせち料理

年神様を迎え、元旦をともにお祝いし神様に供えたごちそうを家族で一緒に頂いて幸福を祈るという意味があり、他に神様がいらっしゃる間は煮炊きをしないという考え方や日頃多忙な主婦が正月の間は、炊事をしないで過ごせるという考え方もあります。
(縁起の良い料理)
    数の子(子孫繁栄)・海老(長寿)・昆布巻き(喜ぶ)
    五万米(ごまめ)(五穀豊穣)・たたき牛蒡(ごぼう)(豊年・息災)
    きんとん(財産が貯まる)・八つ頭(人の上に立つ)
    伊達巻(教育・文化が身に付く)・蓮(見通しがきく)
    黒豆(無病息災)・紅白なます(平和)

鏡餅

鏡餅が丸いのは心臓をかたどっていると伝えられています。
鏡餅を歳神様(としがみさま)に供えて食べる習わしには健康と長寿を授かりたいという願いが込められています。

 

鏡開

鏡餅を1月11日に割り、無病息災の祈りを込めて食べるのが鏡開きです。餅は刃物などで切らずに槌(つち)などで割ります。
武士が「切る」という言葉を嫌ったためで、代わりに運を「開く」と云われ、鏡開きというようになりました。

 

七草がゆ

1月7日の朝にいただきます。
新芽をおかゆに入れ、その年の無病息災を願います。
<七草>すずしろ(大根)、すずな(かぶ)、なずな、せり、はこべら、ほとけのさ、ごぎょう
七草がすべてそろわないときは、季節の野菜(春菊・小松菜)等で代用して下さい。

花まつり

潅仏会(かんぶつえ)降誕会(ごうたんえ)仏生会(ぶっしょうえ)とも云われます。

お釈迦様の誕生をお祝いする日で、4月8日に行います。
(地域によっては、5月8日に行う所もあります。)

花御堂に誕生仏を安置し、竹のひしゃくで甘茶をかけてお祝いをします。日本には7世紀頃、中国より伝わり寺院の行動として行われていますが、お寺様が経営している学校、幼稚園等でも教育の一環として行われます。お釈迦様の誕生をお祝いすると共に、お釈迦様の正しい教えを信じるという仏教徒の自覚を確かめる大切な意義をもっています。

花御堂って?

釈尊誕生の地、ルンビニー園という花園で、それを表すためにいう花園で、それを表すために草花で飾りつけた小さなお堂をいいます。

誕生仏って?

お釈迦様は生まれてすぐに四方に七歩あゆまれて、右手で天を指し左手で地を指した。

「天上(てんじょう)天下(てんが)唯我(ゆいが)独尊(どくそん)」と宣言されたお姿です。

甘茶はなぜかけるの?

お釈迦様が誕生した時、竜王が空から水(甘露の雨)をそそいだ事に基づいています。

十三参り

いつ頃から?

陰暦3月13日、現在の4月13日にお参りをします。

女の子は晴れ着に身を包み、一人前の娘としての装いにしますが、今は男女の区別なくお参りする方が増えていますので、大人としての自覚を込めた装いであれば特にこだわる必要もないと思います。
親子でお参りし、「知」「美」など祈願する事柄を一文字自筆で書いたものをお供えし祈願して頂きます。絵馬などを奉納するのも良いでしょう。受験の合格祈願をかねる人も多いようです。

言い伝えで「十三参りの帰り道に後ろを振り向くと授かった知恵を落とす」といわれます。これは、約束事を守らなければいけないという教えにつながっています。